加茂(市原市)の自然の
美しさを再発見!
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 Vol.8

 花の季節が過ぎて、ルネッサンスの里は緑一色になった。ルネッサンスの活動に休みはなく滝の見回りや、ゴミの不法投棄の見回りなど日々活動を続けている。昨年度と変わったのは、補助金が出なくなったのと、記録担当の西坂会員が入院中で思ったような記録が残せないことである。

 今、ルネッサンスの活動の中心はとにかく実践することである。飯給駅周辺を花一杯にし里山を復活させることを目標に活動を進めている。昨秋に荒地を整地したが、今年は秋にコスモスを春に菜の花を目標にしている。幸い地主の格別の理解によって、荒地だけでなく近くの鎮守の森も含めて活動が許可された。もともと、飯給のなかでも西飯給は住民の結束と協力が強くいわゆるボランティア精神に富んだ地区で、地区の運動会や子ども会活動が盛んで、駅の清掃なども、子ども会や老人会が定期的に行っていた地域である。
鎮守の社も住民の手で守られ小さいながら立派な風格を備えている。従って地域の人々のルネッサンスの活動に対する関心も高く、協力を申し出る人も出てきている。また、花の飯給駅は随所で紹介されていることからカメラマンの関心も高く季節を問わず多くの愛好家の訪れる場所となった。ルネッサンスの活動中も何人かのカメラマンが関心を示し、秋を楽しみにしているとのメッセージを残している。


 飯給駅だけでなく里見駅周辺も、月崎駅周辺も整備が計画され一部は実践に移されている。里見駅の上り方面、本郷地区では伊豆倉会員が中心となり、ダム周辺の広い土地に既にコスモスの種まきを終えている。月崎駅でも「あゆみ会」が市民の森の玄関と位置付け整備を計画している。

 「もう理屈ではない行動あるのみ」というのが加茂の里山グループの合言葉である。雨の中竹やぶで作業をしている時、通りがかりの人に「いくら貰えるのか」と聞かれた会員が「金を貰ったらこんなことやってられねえよ」答えていた。金銭や生命にかかわる凶悪な事件が多発している昨今であるが、根底には人の生命の軽視、人への思いやりや優しさの欠如、そして自然保護の放棄が見られる。マスコミで様々な論評があり、政治家や評論家が様々な意見を述べている。よく勉強していると思うし、一つ一つ肯ける。お笑い芸人と言われる人の中にもすばらしい意見を述べる人もいる。

 ルネッサンスの会議(懇親会)でも様々な意見が出される。其の中でいつも同じ結論に達するのは、「テレビに出る人たちも政治家も一週間でいいから村の学校で子どもと生活し、森を駆け回り、川で水遊びをし、ゴミを拾って欲しい」ということである。学力や金を得ても本当にこのままでよいのだろうか。川や山の中で生活しているとしみじみとそう思う。 

 わがルネッサンスも月崎のあゆみ会も上古敷谷里山の会も米沢の森を守る会もこれらのことを深刻に受け止め自分たちに出来ることを実践している。そして拠点になるところから少しづつ里山復活を目指している。それが加茂里山連合である。今後のホタルや夏のイベントに注目して欲しい。     

佐久間市長が激励に
あゆみ会の市民の森管理を記念して

 梅ヶ瀬川周辺の荒れが急速に進行している。昨秋ルネッサンスで清掃した黒川滝周辺では土砂の崩壊があり滝つぼがかなり埋まってしまった。
牛堀滝周辺でも道路の崩壊があり、川の周辺では樹齢100年を越える大木が倒れている。梅ヶ瀬入り口の紅葉の大木も4月の2度に亘る大雨で流れ去ってしまった。
昭和45年の記録的な豪雨に耐えた自然が今次々と崩壊している。自然の中にいるとその変化が恐ろしく感じられる。ホタルや小鳥や清流が戻りつつあるようにも思われるが、何かが狂っているようにも感じられる。稲の害は猪だけでなく、鹿も来ている。山を見て「緑が美しい」言う人もいるが、山には猿や猪や鹿のえさがないのである。杉と竹の山はこのままでは山の機能も失ってしまう。椎茸栽培の原木さえ輸入しなければならない現状である。

雨の中飯給駅周辺の整備はじまる
里山整備進む、山川代表は一人で竹やぶを切り開いた


ルネッサンス小屋付近の新緑



4月の大雨で田淵の滝が往時の姿を表した


 
小屋付近にふくろうがやってきた
畑と森の地主木村さんと松本事務局長

 
 
整備の進む畑と里山をバックに走る小湊鉄道
里山整備進む

 

ルネッサンス小屋は皐月でいっぱいに
随所に見られる卯の花

画家の前田麻里先生(準会員)
テーマ夢の世界を求めて大福山へ
飯給駅から見た整備を終えたコスモス畑と里山
(白山神社の森)

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