加茂(市原市)の自然の
美しさを再発見!
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 Vol.29


平和への祈り
 
今年はオリンピックに沸き立った8月であるが、例年8月は「平和」に対する論議が盛んになる。長崎・広島の原爆、終戦記念日など戦争と平和について日本人全てが避けて通れぬ月でもある。
 この夏休み期間、サンプラザ市原で開催された『夏休み親子劇場』で「制作舎翔」に協力して代表山川と前田麻里・岡本真知子が参加した。山川は何度か出演している「父と暮らせば」の舞台に、前田麻里と岡本真知子は、朗読と歌でそれぞれ「戦争と平和」について来場者と共に考える企画であった。演出を担当した「制作舎翔」の代表原島は、日頃から懇意にし人柄も熟知していることから山川・前田・岡本については「任せるから」ということで内容については夫々に一任された。
 山川は原島の多くのイベントに欠かせぬ存在である。平和への想いも強く、様々な形で実践している。地元市原にファンも多くも落ち着いた演技で好評を博した。
 前田麻里と岡本真知子は「長崎」をテーマに朗読と歌で「平和への祈り」を表現した。麻里は既に何度も「翔」の企画に参加し原島もそのタレント性に注目し期待しているが、今回も感情を抑制した澄んだ声の朗読は観衆に深い感動を与えた。岡本真知子もすばらしかった。原島が「真知子さんはうまくなったよ」と言うだけあって、「長崎の鐘」と「さだまさしの?風を見た人″」を豊かな表現力で、みごとに歌い上げた。音楽を担当した毛木壽のギターの澄んだ音が朗読や「さだまさし」によくマッチした。麻里の朗読にはクラッシクギターでバックミュージックを「さだまさし」では楽譜がないにもかかわらずフォークギターでみごとな伴奏を務めた。

永井隆「ロザリオの鎖」を読む前田麻里
麻里とギターの毛木


原島は常に人選びに苦労しているが、いつもボランティアのすばらしい人を見つけ出す。それも原島の才能かもしれない。なお、原島の片腕福永は長崎の出身である。小さな短い企画ではあったが格別の想いを抱いたであろう。
 麻里の挑戦した「永井隆博士」関係の作品は数多くある。その中で麻里が選んだのは最も衝撃的な「永井博士が愛妻緑さんの焼け爛れた骨片と形見のロザリオを見つける場面」である。なぜその部分を選んだ理由を聞いていないが、永井博士の作品の中でも最も悲しみの深い場面であろう。また、爆心地付近の山里小学校の生き残った児童の手記も題材に用いられた。それは思ったままを素直に表現した感想文で胸を打つものである。
 原島が麻里や真知子を起用するのは、彼女らがすばらしい演技力があるとか格別に輝く何かを持っているからではない。プロの役者を数多く見てきた原島が最近、素人を多く起用するのは、その人たちの中にある飾り気のない素直な「心情」を引き出そうとするからに他ならない。原島の企画を支える人々は金銭や名声を求めるわけではない。中にはそれに類する人もいるかもしれないが、報酬や称賛が得られる訳でもないのだから長くは続かない。麻里や真知子は、情に脆く時に情に流される。そしてイベントが終わると決まったように「失敗した、もう辞めよう」などと言う。それが原島に更なる可能性を感じさせるのかもしれない。

「長崎の鐘」を歌う岡本真知子
参加者全員で合唱


 8月に戦争や原爆や平和についてどれほどのイベントが開催されるだろうか。そして年々歳々どれほどのドラマを生み出しているだろうか。それらに比べてあまりに小さな企画ではあった。
 だが、私にとってはどのドラマより心に染み入った。それは全くの手前味噌ではあるのだが、日々の原島や福永や麻里・真知子・山川らを見ているからであろう。麻里は全国のフアンのために身を削るように作品をつくっている。そして生み出した作品は多くの人に安らぎと夢を与え勇気づける。真知子は並外れて優れた教員である。指導力云々以前に人としての優しさ温かさが生徒に絶対的な信頼を得ている。そして二人とも人の悪口や噂話を好まず長所を探し、自らは悩むことが多い。原島の演出は非常に厳しいが最近は妥協も多い。何に妥協するかといえば、演技力や他人の評価よりも人の「情念」や「想念」に妥協してしまうのである。近ごろ原島の企画に人が集まるようになった。集まった人はみな感動する。それはどこにでもいるような人が自分のことばで作品を通して生身の人間を表現するからである。
 原島の演出にしては信じられないような、読み違いや、言葉に詰まる場面もある。だが、それらを咎める気にもなれないほど、観衆との一体感が生じている。ある意味では今後の方向性を示すものであろう。
 それにしても、永井博士の思想は「他人を自分の如く」である。利己が渦巻き大小様々な抗争、紛争を生ずる今日であるが、今一度永井博士の思想に戻るべきではあるまいか。少なくともルネッサンスと周囲の人々は「他人の喜びを己のものに」という点で一致している。だから金もないが争いもなく温かい。

フアンから花束を贈られる2人

 

飯給駅周辺整備
 菜の花の後の飯給駅周辺をどうするか、悩んだが再度コスモスに挑戦した。昨年は雨に負けて極端に発芽が悪かったが、今年は時期を考慮して梅雨明けを見計らった。ところが降る予定の雨が降らず、その上高温が続いたため今年のコスモスも思わしくない。コスモスについては十分研究を進める必要性を感じている。
 ルネッサンスの他にも、名も告げぬグループが草を刈ってくれている。

飯給駅の草刈


演歌「飯給駅」の作者ギャラリーと小屋来訪
 CD化され何度かマスコミにも登場した「飯給駅」の作詞者ノモス(本名藤野美代)さんが「ギャラリーいたぶ」と「ルネッサンス小屋」を訪れた。ご家族で訪れて大変気に入り菜の花の資金にとCDを大量に寄贈された。CDは加茂中学校の同窓会で木村雅之さんや田中信夫さんら飯給出身者が販売してくれた。ノモスさんも菜の花種まきに参加予定で来春菜の花時期には飯給駅でカラオケ大会を企画しているとのことであった。なお、「飯給駅」はカラオケで歌うことができると実際九州で歌った前田麻里さんが教えてくれた。


小屋を訪ねた「飯給駅」の作者ノモスさんと家族


喜動房の枝豆みごとに実る
 五月の連休以来里見駅の駅喫茶を休止していた本郷の喜動房クラブだが、準備は進めており、8月9日〜10日、枝豆の摘み取りと駅喫茶を行った。参加者はとにかく喜んで来年も是非来たいと話していた。宣伝が不足したためか、参加者が少なかったのが惜しまれるが、枝豆の生育は良好でこれなら今後商売になると会員は来年に期待を寄せていた。休耕田や荒地の活用にヒントを得られた気がする。


白山神社の鳥居前で休息
駅前の畑を耕す山田会員
小湊鉄道と喜動房
「喜動房」主催枝豆摘み取り
枝豆採りの少年1
枝豆採りの少年2
束ねるのを手伝う会員
里見駅

 


今年も小学生100キロウォーク支援
 青年会議所の恒例の夏休み小学生100キロウォークに今年も協力した。加茂里山連合は、4日目の加茂地区内の昼食を担当した。今年で3回目となるが、年々参加者も増え盛大に行われるようになり、今年は200名分のカレー昼食とスイカを用意した。今年のカレーの主任は上古敷谷の鎌滝久光さんで手際よく指示し、11時過ぎには出来上がった。ご飯は安由美会の高山正一会長が中心に用意してくれた。猛暑の中ではあったが、小学生もボランテイアの学生や青年会議所のメンバーも元気で食欲も旺盛であった。最高5杯もお代わりする子供たちを見て、オリンピックよりも感動したと責任者鎌滝さんは話していた。前田麻里さんや初参加の平田稔さん平田六弥さんも子供から元気をもらったと感激していた。


100kウォーク、カレーつくりの準備
カレーをつくる加茂里山連合の人々
カレーを食べる小学生

 

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