加茂(市原市)の自然の
美しさを再発見!
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      市原ルネッサンス活動報告(平成19年4月〜)                    

平成16年 春 ゴミと竹や蔦に覆われて姿の見えなかった土太郎の滝を地元の有志が復活させた。その時、加茂地区にはもっと滝があったはずだと語り合った。
 昭和の末期、華やかなマスコミの世界に疲れ全国放浪の末、柿の木台に沈む夕日に魅せられてここに住み着いた山川建夫(ゆきお)は次第に荒れていく加茂の自然に心を傷めていた。土太郎の滝を復活させたメンバーの一人松本靖彦と山川は環境問題を通じて知り合った。
 平成16年 初夏 山川の提案により、松本、写真や音楽スポーツと多趣味である西坂百生(はくお)の3名で加茂地区を中心とした市原の自然保護、そこに住み、また訪れる人々の温かい交流を念頭に「市原ルネッサンス」を立ち上げた。
山川は地球温暖化や農業の問題について幅広いネットワークを持ち加茂地区については特にゴミと谷田の荒れに深い関心を持っていた。松本は加茂に生まれ育ち、一時故郷を捨てるように離れたことがある。かつての加茂地区の美しさと共に、そこに生きる厳しさについても認識していた。西坂は写真を通して加茂の美しさを感動をもって眺めていた。3名に加えて、主として加茂地区に住み、PTA役員や各種団体の役員など地域を愛してボランティア精神を持った人たちが仲間に加わった。職業も思想も多彩であるが、地域を愛すること、自然を愛することに関して共通である。ホームページ作成のためパソコンに詳しい人や様々なイベントの際に機械に強い人なども仲間に加わった。会則は特に定めず、作業やその他の活動も強制しないが、日常の監視活動や報告、自己研修による提言は定期的に行っている。

  今までの活動(実践)

  1. 加茂地区にある養老川の支流探索(崩壊箇所、竹やゴミの状況など)
  2. 滝や渓流の再発見(20以上の滝、知られざる渓流など)
  3. 林道、里道、谷に不法に投棄されたゴミの実態調査・ゴミ撤去作業
  4. 谷田(やつだ)の状況調査
  5. 滝周辺の清掃(土太郎・黒川・牛堀など)
  6. 写真広報紙発行3回合計3000部
  7. 交流会議開催(多くの団体や人々と交流)
  8. ホームページを立ち上げ更新(美しい自然や活動状況)
  9. 小湊線花いっぱい運動を展開(飯給駅付近)
  10. 里山復活(飯給駅近く)


◎ 今後の活動(確実に実践可能なこと)

  1. 里山連合の活動充実。
  2. 里山復活(特に駅周辺など、各地に子どもの遊べる里山を)
  3. 花いっぱい運動推進(駅周辺に菜の花やコスモス)
  4. ホタルの里復活
  5. 子どもの自然体験や活動のサポート(各種行事協力など)
  6. 老人会との提携(里山復活など)
  7. 農・林業体験の推進(都市部の人々を加茂地区に)
  8. 加茂地区内各種行事に協力(ワンデイマーチ・高滝マラソンなど)
  9. ホームページや日常活動の充実 
  10. 写真集・写真広報紙発行(2000部以上)

 

◎ 今年(07年)の重点(これだけは何としても実践)

  1. 飯給駅周辺にコスモス・菜の花・駅前神社の森整備
  2. 土太郎滝清掃・植樹(紫陽花・つつじなど)
  3. 黒川滝・丸太橋整備・看板設置
  4. 牛堀滝整備
  5. 戸面滝・大久保不動滝清掃・整備
  6. 里山会議(上古敷谷里山会・月崎あゆみ会・米沢の森を守る会・制作舎「翔」などと連携して、里山祭や紅葉祭などを開催する。)
  7. ホームページを充実させる(早めの情報提供)
  8. 広報紙NO4発行(2000部)
      

 

 ◎ 活動を通したルネッサンスの基本的な考え

  1. 会則・定例会議など厳密なきまりを作らず、比較的自由に活動する。
  2. 意見を自由に述べる機会、活動できる機会はできるだけ多く作る。
  3. 活動の種類を多くし、多くの人の参加を促す。
  4. 自己満足に陥らず、活動が広がることを考え、他グループとの交流は多くする。
  5. 誰かに期待するのではなく自ら活動することで他の協力を得る。
  6. 確実に目に見える活動もする(花が咲く、滝に行ける)。
  7. 批判や悪口に終始せず、とにかく美しい場所、優しい人々の発見に努める。
  8. 市原の加茂地区に来れば本当の安らぎが得られる。そんな場所や、グループ、人を紹介したい。
  9. もし、加茂地区に住みたい人がいれば、安く快適に住めるよう協力する。
  10. 加茂地区の負の部分(ゴミの不法投棄、農地の荒れ、里山の荒れ、閉鎖的な考えなど)につい ても目を逸らさず、取り組む。
  11. とにかく人や物を大切にし、皆が安心してゆったり生活できる地域の実現に努めたい。
  12. 他団体や市の行事との連携を強める。その中でも加茂のよさを宣伝したい。

  加茂地区には、特に渓流や滝など人に知られざるすばらしい場所が無数に存在する。それらの場所は四季それぞれの趣を持ち、訪れる人々安らぎを与えてくれる。中でも花の時期と遅い紅葉の時期は多くの人々が訪れる。しかしながら過疎化が激しく、山野の荒れや、農地の荒れも目立ち、このところの天候不順による季節外れの大雨などにより渓流近辺の崩落も目立っている。
 何から手を付けて良いか迷うところでもあるが、「何かできることもあるはずだ」と考えて実践することとした。

 世の中全体が、評論家や研究家に溢れていて、実践する人が少ないように思われる。誰か何かをすることによって少しは変わるのではないかと思う。広大な加茂の山野を一つのグループでどうこうしようとしてもそれは不可能である。かといってこれ以上荒れるに任せれば、ほとんど回復は不可能であろう。

 私たちの活動も、一つ一つの活動の度にその考えは変化する。たぶん今まで養老川の支流を全部探索したり、林道や谷間のゴミの不法投棄を全部調査し、滝の在り処を突き止めるなどということを組織で実施したことは、なかったに違いない。様々な問題は連動し、やはり過疎や離農に繋がっていく。そしてそれらは、個人で解決するにはあまりにも問題が大きすぎる。他人依存や市役所依存そして政治家依存は不満につながってしまう。不満が募り、益々批判的になっているのが今の時代である。

 そんな時代に私たちは、一つの生きがいとして、加茂の自然や人々との交流に取り組んでいる。そして周囲に存在する多くの仲間と触れ合い、加茂は蘇ると確信している。




 

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