加茂(市原市)の自然の
美しさを再発見!
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第1回 加茂里山会議報告

市原ルネッサンス 05・10・28 於:加茂公民館

1、参加グループ・個人(順不同)
上古敷谷里山の会・月埼あゆみ会・ネイチャークラブ・もったねえよ市原・市原里山の会・米沢の森を守る会・市原ルネッサンス・自営農山林業者・加茂地区町会会長・白鳥地区町会会長・市議会議員・小学校管理職・教育センター職員・県NPO推進課職員・プロカメラマン・ジャズシンガー ・シティライフ・農業新聞 以上36名



2、内容(当日の要項は別紙)
(1)開催世話人代表あいさつ(主旨説明) ルネッサンス山川
華やかな生活の中、本当にこれで良いのだろうかと自問して全国を巡った末に18年前に柿の木台に住み着いた。
その頃から養老川を中心とする加茂の自然の変化に気付き心配をしてきた。昨年から仲間と共に加茂の自然を更に探究するにつけ、プラス面マイナス面が明らかになってきた。
特に地球の温暖化などは大きな、遠い問題に考えがちだが、実は緊急を要する重要課題であるし、農業や水やゴミの問題は直接、生命に関する問題でもある。
加茂地区にはこうした様々の問題が凝縮して存在し、真剣に取り組んでいる人々も多い。こうした人々の総力を結集して地区の課題に共同で取り組みたい。

(2)参加者紹介(司会者による)
(3)加茂の現状紹介(ルネッサンスの調査による自然や山林・農地・ゴミなどの現状を映像によって紹介。


(4)グループ、個人の取り組み発表(主な発表内容)
*上古敷谷里山の会(里山復活)
平成12年、林道沿いの谷に突然産業廃棄物が不法に投棄された。住民を挙げて必死の阻止運動によってストップするまでに半年かかりダンプにして数千台の量が投棄され今もそのままである。捨てられたら終わりだ、という思いから捨てられそうな場所を皆で守ることを考え里山復活に取り組んできた。
毎月決まった日に草刈りを実施し小屋を建てやがて小学生を招待しホタル狩りを開催できるようになった。また、神社を掃除し桜を植え花見もできるようになってきた。なにより作業が終わったあとのお茶やおしゃべりが楽しみであり、時間のたつのを忘れる。
人間関係の希薄さが様々の問題を生み出しているので皆で結束することが大切であり、地域の人間関係の確立が環境問題にも繋がるのだと思う。

(注)この会では林さんのリーダーシップが活動の原動力であるとの会則の発言があった

*月埼あゆみ会(農業共同耕作)
当初、本家分家の2軒ではじめたのが頼まれるうちに次第に増えていった。現在では10ヘクタールを超え増やすつもりなら更に依頼はある。しかし、休耕する田はおしなべて谷合いの耕地整理の行き届かぬ場所であり大型機械の導入もできず、反別の収穫も多くはない、他地区から移住した農経験のない人も会員に入っていて、草刈りなどをしている。米はおいしいとの評判であるが他に比べて高く売らないと収益にはならない。

*米沢の森を守る会(里山復活)
県に買い上げられて開発されぬまま荒れ放題になっていた山を掃除した。南総地区での最高地点で三角点もあり、見事な桜の古木もある。更にさかのぼれば草競馬の馬場もあったという由緒ある場所であり、かつては富士山から太平洋までを一望できた。その景勝地で子供の時代の思いでの場所が荒れ放題になっているのに心を傷めた代表者鶴岡さんの呼びかけに応じた人々が多く少しずつ復活している。
作業の後のバーベキューなどは格別である。来年の花見までには、皆が行けるよう道も整備したい。

*椎茸栽培業者
地区内に同業の仲間が5人ほどいる。苦しいが頑張っている。今の悩みは、原木が手にはいりにくくなった事である。段々と山の奥の不便な場所へと作業が移動し時にはロープを張ってケーブル式に木を切り出したりもする。
原木を中国から輸入することもある。開発や杉の植林によって原木がなくなってしまったように思う。

◎参加全グループ、個人から取り組みや意見を発表して頂きました。時間の関係で互いの意見交換は次回(12月中旬予定)に行う事としました。

(5)県NPO推進課吉田さんの感想
市原の人は自分が住む地域だけでなくみなが市原市を深く考え愛している様子がわかった。



3、まとめ
実際に活動しているグループや個人の意見だけにリアリティや説得力があり時間が過ぎてしまった。加茂の抱える問題点の掘り下げには至らなかったが、次回への糸口はつかめた。利害を超えた人びとの集まりだけに、話題にも清々しさを感じ次回が楽しみになった。

ほとんどの意見に共通するには「作業の後の話がなんともいえない楽しみ」ということである。人情紙風船とか薄氷などといわれる時代であってもやはり多くの人びとの求めるものは人間関係の確立による安らぎではあるまいか。取り組みの発表を聞いてつくづくと思ったが次回それを検証したい。

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